前回の記事で私のダイエットの体験談を書かせて頂いたのですがそこで触れた食事法
「糖質制限」

まず糖質制限とはなんだという話から

皆さん3大栄養素とか5大栄養素という言葉を耳にした事はないでしょうか？
・炭水化物
・脂質
・たんぱく質
ここまでが3大栄養素と呼ばれる物です
それに
・ビタミン
・ミネラル
を含めると5大栄養素と呼ばれます
ちなみに更に
・食物繊維
・水
を足した7大栄養素と呼ばれる事もあります。

それぞれの栄養素を簡単に説明すると
・糖質　体を動かすエネルギー源
・脂質　体を動かすエネルギーになり体の材料にもなる
・たんぱく質　人間のほとんどの組織に使われ体のありとあらゆる材料
・ビタミン　主に体のサポートをする
・ミネラル　体を作ったり体をうまく機能させる
・食物繊維　腸内環境を良くする
・水　人間の体の6割は水分で出来ており栄養を運んだり老廃物を排出する

糖質とは3大栄養素のひとつである炭水化物の事なんです。
ちなみに補足ですが食物繊維は炭水化物で糖質と食物繊維にわかれた物です。

では糖質制限とは結局なんだという話ですが我々日本人が良く口にする米・パン・麺・芋類などの摂取量を落とし、その代わりに肉・魚・豆腐・野菜・チーズなどたんぱく質と脂質が主成分の食品をしっかり食べるという方法です。

では何故、糖質制限をすると痩せるのかという話をしますと

大昔、人間は糖質を摂取する機会が少なかった為、摂取した糖を効率よく吸収して脂肪として蓄えるシステム
（インスリン分泌）が体に備わっています。
しかし現代の人間は飽食により毎日糖質を過剰に摂取している状態によりエネルギーとして使いきれない糖質が
中性脂肪となり蓄えられ肥満となってしまいます。

糖質は肝臓でブドウ糖になり血液に入っていき血糖値が上がるとそれを下げる為にインスリンが分泌され筋肉に血糖を送りこみます。
しかし筋肉に貯蔵できる血糖の量にも限界があり最終的には脂肪細胞が蓄えます。
そしてインスリンは脂肪細胞に蓄えられた脂肪がエネルギーとして消費されるのを抑制し蓄えるように作用します。
インスリンの過剰分泌が肥満の原因になるので、
糖質を取りすぎ無ければインスリンも過剰に分泌しないので脂肪も合成されない。
↓
だから太らないという事です。

長々とカタカナや漢字を使って呪文のようになりましたがざっくり簡単に糖質を取るのを少なくしてたんぱく質と脂質をしっかり取ると言うことです(笑)
そして筋肉を大きく成長させるためにトレーニングを行い筋肉の生成に必要なたんぱく質やビタミン、ミネラルをバランスよく摂取し筋肉量を増やし基礎代謝を上げ脂肪をエネルギーとする事(ケトーシス)により更にダイエットを成功させるというものです。
ケトーシスとは血液中のケトン体の濃度が通常よりも上昇した状態で、ケトン体とは脂肪が燃焼された燃えカスです。

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しかし糖質制限もやり過ぎると体にダメージがあるのも事実なのでやり過ぎないように注意しましょう。